NMNとはいったい何

NMNとは、ビタミンB3由来の物質で、ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチドという成分の略称ということになります。この、ニコチンアミド・モノ・ヌクレオチドという成分は、地球上に生活するほとんどすべての動植物あるいは古細菌、真正細菌にも存在する成分で、こうした生き物が自らの身体の機能を保つのに必要なNADという物質に変換されているのです。

身体いわゆるニコチン酸の一種で、ナイアシンとも呼ばれあらゆる食品に含まれる栄養素の一つとなっています。このNMNは、遺伝子を活性化する物質の一つに数えられ、もともと体内に存在している物質ですが、加齢に伴って減少していきます。実はこのNMN、老化現象の抑制に関わるとされており、マウスによる臨床実験では、抗老化作用が明らかにされたのです。これは米国の学術誌「セル・メタボリズム」に掲載された論文によるもので、これは日本人が率いたグループの新たな研究でした。この臨床結果によると、NMNをマウスに1年間投与したところ、顕著な抗老化作用が見られたもので、糖尿病やアルツハイマーまたは心不全など、他の疾患にも大きな効果があると報告されました。

今から2200年以上も前に、初めて中国統一をなした秦の始皇帝は、すべての権力と財宝を手に入れました。しかし、彼に手に入れられないものがただ一つあり、それは不老不死でした。始皇帝は、不死の霊薬を徐福に求めさせますが、見つけ出す前に亡くなってしまうという逸話はあまりにも有名でしょう。